事業内容

医療における宿泊の課題

患者家族の宿泊問題は、個人の問題ではありません。

病院関係者の皆さまにとって、次のような場面は決して特別なものではありません。

  • 遠方から来院する患者や家族に対し、病院近隣で紹介できる宿泊先が見つからない
  • 付き添いが必要な患者であっても、宿泊費の負担が大きく家族が対応に苦慮している
  • 退院後や外来治療期間中、病院外で安全に滞在できる場所を確保できない
  • 医師や看護師が宿泊に関する相談を受けるものの、明確な案内先がない

これらは一見すると患者家族側の個人の問題に見えますが、 実際には、退院調整の遅れや在院日数の長期化、 説明・調整にかかる医療スタッフの業務負担増加など、 様々な影響があります。

Tomaru Medicaの宿泊支援の仕組み

病院側の運用負担はほとんどありません。

Tomaru Medicaは、患者家族の宿泊を個人が探して手配するものではなく、医師が案内すれば利用できる、医療連携型の宿泊支援として提供します。

あらかじめ病院とTomaru Medicaが連携し、宿泊支援の対象となるケースを共有します。医師が、入院・通院・付き添いの状況を踏まえ、「宿泊が必要」と判断した患者家族に Tomaru Medicaの宿泊先を案内します。

患者家族は、医師の案内に沿って申し込むだけで、病院近隣の宿泊施設を利用できます。 病院側で新たな予約対応や個別調整を行う必要はありません。複雑な手続きや運用負担は、Tomaru Medicaが担います。

実証済みモデルとしての自社運営施設

自社運営施設において検証してきました。

Tomaru Medicaは、構想や計画段階にとどまる取り組みではありません。自社運営施設「セカンドリトリート東京」を実際に開設し、病院と連携した宿泊支援を現場で運用してきました。

この自社運営施設では、病院と連携協定を結び患者家族向けの宿泊先として運用し、付き添いが必要な患者家族が安心して滞在できる環境を提供すると同時に、医療従事者向けには社宅や研修、短期滞在先としても活用してきました。さらに、医療従事者利用によって得られる収益を患者家族の宿泊支援に還元することで、患者家族支援と医療従事者利用を組み合わせた循環型の運営モデルを実際に構築・検証してきました。

寄付や一時的な善意に依存せず、事業として宿泊支援が成立することを確認しています。

持続可能な理由

病院と宿泊事業者のどちらにも持続可能な仕組みです。

Tomaru Medicaが病院や宿泊事業者と連携する際の前提は、病院側・宿泊施設側に過度な負担をかけないことです。
病院側は、 患者家族に対して宿泊先を案内するだけでよく、 新たな予約管理や複雑な運用業務を担う必要はありません。 宿泊事業者側は、 既存の客室や運営体制を活かしながら、 医療ニーズに基づく宿泊需要を受け入れる形となります。 ホテル連携においては、 自社運営施設で検証した運用知見を基に、 宿泊支援の仕組みをシンプルに切り出し、 無理なく導入できる形で展開していきます。 このため、 一時的な取り組みではなく、 病院・宿泊事業者双方にとって 持続可能な連携として運用することが可能です。

ホテル連携による宿泊インフラ

ホテル連携による宿泊ネットワークのPoCを開始します。

自社運営施設での実績を基に、 Tomaru Medicaは次の段階として、 ホテルとの連携による宿泊ネットワーク化を進めます。 現在、病院および宿泊事業者と連携し、 来月よりホテル連携のPoC(実証実験)を開始予定です。 Tomaru Medicaが担うのは、

  • 病院との連携設計
  • 医療利用を前提とした利用条件・運用ルールの整理
  • 病院と宿泊施設の調整・運用支援

宿泊事業者は、 既存の客室・運営体制を活かしながら、 医療ニーズに基づく新たな宿泊需要を取り込むことができます。

導入によって得られる効果

病院には患者対応と運営効率の改善を、
宿泊事業者には医療ニーズに基づく新たな需要を提供します。

病院・医療機関の皆さま

  • 退院後・外来患者の滞在先を確保できる
  • 患者家族からの宿泊相談対応が容易になる
  • 病床回転率や在院日数の改善につながる
  • 医療の質と患者満足度の向上に寄与する

ホテル・宿泊事業者の皆さま

  • 医療ニーズに基づく安定的な宿泊需要
  • 空室の新たな活用方法の確立
  • 社会的意義を持つ事業連携としての価値

連携をご検討の方へ

無理のない形での連携をご相談ください。

Tomaru Medicaでは、 病院・医療機関との連携、 ホテル・宿泊事業者との連携 についてのご相談を受け付けています。

事業内容の説明や情報交換からでも構いません。 まずはお気軽にお問い合わせください。